「特定空き家」に認定される前に

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「空き家問題」・・・最近、こんなワードが当たり前に使われるようになりました。
全国には放置された空き家が約800戸もあると言われています。
毎年増え続ける空き家を抑制する対策の一つとして「特定空き家」認定に向けての調査も着々と進んでいるようです。


「特定空き家」とは?
保安面、衛生面で有害、崩壊の恐れのある空き家と判断された場合、そのような名称が付けられます。
では、認定されるとどのようなデメリットが生じるのでしょうか。

例えば、
特定空き家に認定された空き家は強制撤去や罰金?財産を差し押さえられることも?!

さすがに突然、そのような状況に陥るわけではありません。
まずは適正な処置が義務付けられることとなります。

もちろん指摘を受けた箇所の修繕や除去を行えばこのような事態を免れることはできます。

ですが、
これを怠ったり、調査を拒んだりすると罰則を科せられてしまうのです。
調査 → 特定空き家に指定 → 助言→ 指導 → 勧告 → 命令 → 行政代執行

このように段階を踏んで厳しくなっていきます。



放置しているとますます深刻化していく空き家

空き家を放置してしまったばかりに次々と悪夢のような事態に見舞われることに。
空き家所有者にはどのような罰則が待っているのでしょうか…


固定資産税が6倍に!!
指導に従わずに放置していると状況の改善を促す勧告がなされます。
条件を満たさなければ、固定資産税の優遇が受けられなくなります。

ということは…
今までの6倍もの固定資産税の支払いを求められます。

これだけでも大きな負担ですが

さらに罰金まで課せられることも?!
勧告に応じない場合、改善の命令が下されます。
これは行政処分に当たり、命令に従わなければ50万円以下の罰金を科せられる羽目に。

強制撤去されてしまう?!
この命令を無視し続けると最終的には市町村が所有者に代わり状況の改善を行う行政代執行となります。
崩壊寸前などと判断されると強制撤去となる場合もあります。大切なご実家が撤去されてしまう上、その費用は空き家所有者の負担が義務付けられます。

財産まで持って行かれてしまう?!
罰金や負担金を払えなければ財産まで差し押さえられるという悲劇が待っています。

詳しくはこちら

どんな空き家が、この恐ろしい「特定空き家」に認定されるのでしょうか…?

特定空き家判定基準とは
そのまま放置すれば倒壊の恐れ、保安上危険と目視で確認されるような状態です。

具体的にいくつか書き出してみると、

・建物自体が崩壊寸前な状態の家
・崩れ落ちそうな外壁や屋根、ブロック塀や門などが崩壊しそうな状態のまま放置されている
・投棄されたゴミや害獣による悪臭や汚染された不衛生な状態
・不審者や動物が自由に出入りしている気配があるにもかかわらず放置されている

など
その建物の状態によって様々ですが、

●見るからに管理も何もせずに置き去りにされている
●著しく周辺の景観が損なわれるような佇まい

要するに大きな問題や事件の温床となり得るような空き家が対象となります。



特定空き家と判定されないために知っておきたいこと

下記は埼玉県空き家対策連絡会議 老朽危険空き家部会のマニュアルを見つけました。
各地域により、多少異なりますが、ご参考になさってみてください。

特定空き家等判定方法マニュアル

あなたが持て余している空き家は項目にあてはまりませんでしたか?

何となくそのまま…
整理するのが億劫で…

そうこうしている間に空き家はあっという間に劣化していくものです。


放置すればするほど所有者に対しての風当たりは益々強くなって参ります。

空き家の所有者は具体的に考えるべき時です。
管理しながら持ち続けるのか、賃貸物件として活用するのか、売却をするのか判断を急ぎましょう。
今なら有利な選択肢もいくつか用意されています。

もしかすると、
大きなお荷物となっていた空き家が収入源に変わるかもしれません!!


お持ちの空き家でお悩みの方、他にも相続でもめている等ご相談がございましたら、「えがお相続相談室」までお問い合わせください。

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