あなたが亡くなった後、残された家族はどうなってしまうのだろうと考えたことはありませんか??

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もしもあなたがせっかく残した遺産を巡って仲の良かった大切な家族がばらばらになってしまったら…

これは実際にあった話です

ある家のお父様が亡くなり、その方の愛用品のカメラを誰がもらうかでけんかになりました。そのカメラの価値は30~40万円程だったそうですが、それをめぐって、仲の良かった兄弟が激しく争うまでに発展してしまったのです。
金額の問題ではなかったようで、兄弟それぞれにとって思い出深い大切な品物だったのでしょう。
亡くなった方の愛用品に故人への思いを馳せ、この品物だけは自分が受け継ぐべきだ、どうしても自分が譲り受けたいという気持ちは私もよくわかります。

仲の良い家族ほどそれぞれのそんな思いが強いのは当然ですよね。でも、その思いがぶつかってしまったら…
骨肉の争いに発展することもあり得るのです。そんな悲しいことは避けたいものです。

こんなことにならない為にはどうしたらよいのでしょうか…

今回は相続・遺産分割問題のセミナーの講師をされているジブラルタル生命保険会社 チーフインストラクターの島田雅彦さんからお話を伺いました。

相続問題で一番揉めるのが遺産分割

今まで別の記事でも相続問題で、もめるケースをいくつか取り上げてきましたが一番多いのは実は遺産分割なのだそうです。

ここ数年その数も増加しているようです。

その背景にはみなさんの相続に関する知識が普及してきたこともあって権利を持っている人がそれを主張するようになったのでしょう、と島田さんはおっしゃっています。

遺産分割は感情が絡んでくるから難しい

当人同士引くに引けず血が濃いほど解決が難しくなるようです。
家族間でこじれるともう自分たちでは解決できなくなるので、冷静になるためにも他人に間に入ってもらうことも必要です。
裁判所の調停や弁護士さんにお願いするのはそのためでもあります。

少額であればあるほどもめることが多いって本当??

平成25年家庭裁判所に遺産分割がうまくまとまらず調停を申請したケースの約30%強が1,000万円以下。もちろんその中には200万円、300万円ということもあるようです。

相続問題というと資産家の問題と思われがちですが、先程のカメラを巡ってのお話のように一般の家庭にも起こりうることなのですね。

もめごとを未然に防ぐには

では、もめごとを未然に防ぐにはどうしたらよいでしょうか?
あなたが準備しておくべきことは何でしょう?

まず、これだけはやっておきたいことをあげますね。


  • 家系図を作成する
  • 財産とその評価の一覧表の作成する

家系図

誰が相続人になるかは相続発生時点で確定するものですが、亡くなる前はまだ誰が相続人になるか確定していないので残された家族がわかりやすいように、家系図を作成しておきます。

財産とその評価の一覧表

銭に絡むものは全てリストアップ
国税庁の財産評価基本通達に基づいて評価する
一つ一つそれなりに価値のあるものについてはどんなに小さいものでも書き出す
細かい価格のものも書き出す(例えば家具一式 〇万円などでもよい)

ここまで準備が整ったら次にやるべきことがあります。それは遺言書の作成です。

遺言書の作成

遺言書は遺産争いを防ぐ大きなポイントになります。

50代でも早くはない??遺産の分割についての準備のタイミングって?
高齢になると決断力が鈍るものです。なるべく早いタイミングで決めるのがよい
でしょう。

あまり早すぎてもと思うかもしれませんが…

大丈夫です。

遺言書は何回でも内容の変更が自由にできます。

まずは現時点での気持ちで一旦書き上げ、気持ちが変われば書き直す。
これを継続していけばよいのです。

遺産分割の問題は生前に本人が具体的に相続発生前の財産分割の行方をしっかりと決めておくことが大事です。

ご自身が元気なうちに家族全員、(兄弟、姉妹)に対して自分の財産をどうするか、ある程度はっきりさせておくべきです。

あなたが親なら自分の財産をどうするかという案を考え、譲り受ける子供たちの希望を聞いて決断するのもよいでしょう。

どんな状況で何が起こるかわからないので常日ごろから準備をしておくことが大切ですね。

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